助けあいジャパンのチャリティーセミナーに参加してきました。
昨日、品川の楽天タワーで行われた助けあいジャパンのチャリティーセミナーに参加してきました。
「助けあいジャパン」チャリティセミナー
「明日のコミュケーション」さとなおさん ×「ソーシャルシフト」斉藤徹さん出版記念講演会
http://media.looops.net/kato/2011/11/03/1109seminar/
「助けあいジャパン」とは元電通で今はフリーとして活躍している、さとなおこと佐藤尚之氏がスタートさせたプロジェクトで震災から半年以上経った今でも積極的な活動をしている民間プロジェクトです。
その助けあいジャパンによるチャリティーと、さとなお氏が「明日のコミュニケーション」を、ループス・コミュニケーションズCEOの斉藤氏が「ソーシャルシフト」それぞれを出版することもあり、今回の大規模なチャリティーセミナーが開催となったようです。
収益(講演会参加費および書籍売上の一部)は、すべて「助けあいジャパン」に寄付されるそうで、まさに参加することが寄付になるチャリティーセミナーでした。
斉藤氏の新刊「ソーシャルシフト」はハードカバーで全360ページという大作!

しっかりサインも頂きました^^

セミナーはさとなお氏、斉藤氏の順番で約1時間ずつ、
それぞれが出版した書籍の内容をベースに講演を行いました。
さとなお氏は広告業界に長く身を置いていたこともあり、
ソーシャルメディアを捉える視点が非常に独特でした。
人々の購買意欲を考えるモデルとしてAIDMA、AISASというものがありますが
これからはSIPS(共感、確認、参加、共有&拡散)を意識して
キャンペーンやプロモーションをしかけることが重要だということです。
いまや主導権は大メディア側から生活者側へシフトしつつある。
なのでこれまでのように大量にアテンションを得ることではなく、
共感、共有されるために資金を使っていくべきなんだそうです。
さとなおさんの講演には実務レベルの視点があり、説得力がありました。
続いて斉藤氏の講演。
新刊のタイトルでもある「ソーシャルシフト」がテーマです。
動画を随所に取り入れたり、講演の終わり際に「One More Thing」が入ったりと、
ぐいぐい引き込まれるプレゼンテーションはさすがだと思いました。
印象に残ったトピックとしては
・ソーシャルメディア上を流れる口コミはコントロールできないため、企業が本質的に変わる必要がある。
・現代はあまりにも情報が溢れすぎて、人々は一日に3000件もの広告メッセージにさらされている。
・しかしその中で人に興味関心を与える広告はたったの0.004%、つまり99.996%の広告メッセージは無視されている。
・興味を持たれる0.004%の広告は共感や信頼が伴ったものが優先される。
・そのため買ってもらって終わりではなく、買ってもらった後の方が重要。
・お客様に期待を超える大きな感動を与えると、ソーシャルメディア時代では大きな力になる。
炎上時の対応も九州電力の対応とペプシコーラの対応を対比させるなど、
非常にわかりやすい内容でした。
ソーシャルメディアの進化に伴って隠し事はできなくなり、
今までの感覚で広報を考えているととんでもないダメージを受けることになることは間違いないようです。
広報のあり方を根本的に変えなければならないことを心から考えさせられました。
そんな感じで非常に得るものの多い、あっという間の2時間でした。
ソーシャルメディアをビジネスに使うのは不確定なことが多いし難しい。
そのため、本当に取り組む必要があるのか、取り組む価値があるのかと疑問に思っている方は多いと思います。
しかし、生活者一人一人が情報の発信者となりうる今の時代というのは、
本当に大きな変わり目なんだとお二人はおっしゃっていました。
ソーシャルメディアはエジプトをはじめ、世界中で革命の原動力にもなっています。
私たちはその新しいツールと向き合い、
それぞれが自分にできることをしていくべきなんだと感じました。
とても有意義なセミナーでした。
おふたりの新刊、ぜひ読んでみて下さい。
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